新店舗への移転と業績の低迷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 17:02 UTC 版)
「うすい百貨店」の記事における「新店舗への移転と業績の低迷」の解説
しかし、郊外には既に市内に数店舗進出していたヨークベニマルなどのスーパー、さらに郡山市西ノ内に移転したイトーヨーカドー、さらに1996年(平成8年)には同市日和田にジャスコとショッピングモールフェスタが進出し、うすい含め郡山駅前の商業地の売上を低下させていった。そんななか、市と共同で県の補助金を利用し第二うすいなどがあった敷地に「中町再開発ビル」建設。このとき東邦銀行が融資を行わなかったことからメインバンクが秋田銀行になったと言われている。 1999年(平成11年)11月3日に現店舗へ移転し、従来の約2倍の31,000m2で東北最大級の売り場面積を持つ都市型百貨店を開業した。2000年(平成12年)10月15日で郡山駅前の西友郡山西武店が閉店して、11月22日にザ・モール郡山として移転するのに対抗したが、移転・増床前の1997年(平成9年)7月期の売上高162.49億円が、2000年(平成12年)7月期には年度開始後約3ヶ月で約2倍に増床して9ヶ月間新店舗で営業したにもかかわらず売上高が約155.34億円と逆に4.4%減少して22.05億円の赤字に転落し、2003年(平成15年)7月期も売上高約168.65億円で5.87億円の赤字と業績が伸び悩んで過大投資となり、借入金総額がうすい本社と合計で約155.02億円と年間売り上げの90%を超えてしまった。
※この「新店舗への移転と業績の低迷」の解説は、「うすい百貨店」の解説の一部です。
「新店舗への移転と業績の低迷」を含む「うすい百貨店」の記事については、「うすい百貨店」の概要を参照ください。
- 新店舗への移転と業績の低迷のページへのリンク