新型コロナウイルス関連の対応と問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:13 UTC 版)
「サンデーLIVE!!」の記事における「新型コロナウイルス関連の対応と問題」の解説
2020年初頭より、日本国内でも深刻化の一途をたどった新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本番組においても番組制作などにおいて様々な影響・問題が発生した。 2020年12月6日放送分では、サブキャスターでメ〜テレアナウンサーの濱田隼をメインキャスターとして、朝日放送テレビアナウンサーのヒロド歩美とのコンビで全編を進行した。これは東山の主演舞台作品で、翌7日からPARCO劇場で東京公演の開幕を予定していた『チョコレートドーナツ』の共演者から、新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受けて、東山が本番組への出演を念のために見合わせたことによる(東山自身は5日までにPCR検査で陰性を確認済み)。同日にはテレビ朝日側のサブキャスターである野上慎平も未出演であるが、こちらはスポーツアナウンサーとして福岡国際マラソンテレビ中継(当日の12:00から同局系全国ネットで生放送)での実況を控え、福岡に滞在していたことによるものである。 2021年1月17日放送分から3月21日放送分まで、および同5月16日放送分から6月20日放送分までは、新型コロナウイルスの再拡大による緊急事態宣言の影響から、濱田はメ〜テレから本番組のCG合成を用いた上で出演。このため、期間中は濱田が兼務するストレートニュース(ANNニュース)のキャスターは下平さやか(同5月23日・30日は山崎弘喜)のみで担当していた。またこの期間中には、前述の『チョコレートドーナツ』の公演が大阪・愛知にて行われた都合上、東山も1月24日放送分は朝日放送テレビにて『キャスト』で使用されているスタジオセットから、1月31日放送分は名古屋市内で濱田と共にメ〜テレにて『ドデスカ!』で使用されているスタジオセットから、それぞれ出演している。 2021年3月28日、本番組のスタッフ9名が番組終了後にスタッフルームにて送別会を実施。うち6名はその後もテレビ朝日の近くにあるカラオケ店に移動し、会を続けた。それから数日後の4月2日から3日にかけて、参加者のうち4名(同局社員1名、外部スタッフ3名)がPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性であることが判明。検査の実施はこの4名以外にも会への別の参加者や、4名との接触があった者など約20名にもおよんでいるが、いずれも結果は陰性であった。同局広報部はこれを受け、「番組を通じて感染拡大防止を呼び掛ける立場にありながら、社内ルールを無視し自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省している」とのコメントを発表した。また、テレビ朝日系列で放送されているワイドショー『羽鳥慎一モーニングショー』の4月6日放送分にて、同局報道局員で同番組のレギュラーコメンテーターでもある玉川徹が、この件について「同じ社員として、視聴者の皆様に、本当に申し訳なく思います。本当に申し訳ない」と頭を下げ、「新型コロナを伝える立場としても恥ずかしい。本当に恥ずかしい」とコメント。さらに同番組司会の羽鳥慎一も、この件について批判的なコメントを残している。この番組スタッフの新型コロナウイルス感染の件については、本番組の4月11日放送分にて野上から経緯の説明が行われた。その際、前週末の検査では陰性であったスタッフ1名が体調不良により再検査を受けたところ、7日に新たに陽性反応が出たこと、さらに今回の件を受け、同局から番組責任者に対し厳重注意を行ったことも併せて発表された。東山も説明の締めくくりに際し、「番組スタッフの気の緩みからこのような状況を生んでしまったこと、大変申し訳なく思っております。私自身もさらに気を引き締めて、みなさまの信頼を取り戻せるよう番組として深く反省して、1日も早くコロナウイルス収束に向けて正確な情報をお届けしたいと思います。この度は本当に申し訳ありませんでした」と謝罪を行っている。
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