新型コロナウイルス予防策に関する乗客トラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:28 UTC 版)
「Peach Aviation」の記事における「新型コロナウイルス予防策に関する乗客トラブル」の解説
新型コロナウイルス感染拡大を受け、各航空会社は乗客にマスク着用の呼び掛けを行っておりPeachも例外ではなかった。2020年(令和2年)9月7日に飛行した釧路発関空行APJ126便において、乗客の30代の男性が客室乗務員のマスク着用要請を拒否しそのまま離陸した。マスク着用そのものには法的な強制力はないものの、男性と他の乗客がマスク着用を巡り口論を始め、客室乗務員の説得に対し大声を上げた。機長は航空法上の安全阻害行為に該当する判断をし、新潟空港に緊急着陸し、男性を降ろした。APJ126便はその後約2時間15分遅れで関西国際空港に到着、乗客約120名に影響が出た。男性は共同通信によるインタビューに対し、新潟県警による拘束や事情聴取などは一切なく、警察官からは「何も法律に触れることはない」と説明を受け、「長時間機内にとどまったわけでもないので不退去罪に当たらないし、客室乗務員に質問するだけでは威力業務妨害にも当たらない」と言われたと主張していた。2021年(令和3年)1月19日、大阪府警は男性を威力業務妨害、傷害、航空法違反の容疑で逮捕した。
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