文明論
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2006年10月に出版された著書の『私は「毛主席の小戦士」だった』の後半部分で独自の日中の文明比較論を行い、皇室と神道を「コア」とする日本の民族・文化などを賞賛し、自らは日本を愛する「愛日主義者」であると宣言した。岡崎久彦が産経新聞の「正論欄」で、石の日本観を「その日本理解の深さは明治以来の外国人哲学者の中でもトップクラス」だと評価し、入江隆則と伊原吉之助も同じ「産経新聞・正論欄」にて石の「日本文明論」を評価している。 2007年12月に出版された渡部昇一・岡崎久彦・葛西敬之・山谷えり子・北尾吉孝などとの対談集『論語道場』などでは、「中国で生まれた孔子の論語の精神は、むしろ日本で一番よく理解されて生かされている」との見方を示し、日本語における「敬語」の体系の奥深さについて触れつつ、「礼の心」の言語感覚が自然に身についている日本人の精神世界にこそ、「孔子様の思想と心情の真髄」が生きて受け継がれていると語っている。
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