教導航空軍の編成とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 教導航空軍の編成の意味・解説 

教導航空軍の編成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 06:59 UTC 版)

陸軍航空総監部」の記事における「教導航空軍の編成」の解説

1944年昭和19年)、連合軍との戦況悪化し本土直接戦場となりつつあった。陸軍中央航空関係教育機関戦力とすることを検討し諸学校のうち基本教育ではなく錬成訓練主な任務の「実施学校」と呼ばれる飛行学校5校と1分校、および航空整備学校1校を軍隊化することが決定した同年6月下志津教導飛行師団臨時編成要領軍令陸乙第29号)により下志津明野浜松鉾田白城子(宇都宮移転)の各陸軍飛行学校それぞれ下志津教導飛行師団明野教導飛行師団浜松教導飛行師団鉾田教導飛行師団宇都宮教導飛行師団明野陸軍飛行学校分校常陸教導飛行師団立川陸軍航空整備学校立川教導航空整備師団浜松陸軍飛行学校一部三方原教導飛行団改編した。これら教導飛行師団等は前身となった学校同様に航空総監隷属したが、作戦行動指揮統率航空総監本務から外れるものであった同年8月8日軍令甲第108号により臨時動員という形式教導航空軍司令部編成された。その軍司令官航空総監菅原道大中将)、参謀長航空総監部総務部長参謀副長は同教育部長、参謀5名は同教育部員がそれぞれ兼務するものであり、教導航空軍司令部実態航空総監部と同じであった前述の各教導飛行師団、および教導航空整備師団教導飛行団教導航空軍司令官航空総監)が指揮することとなった。しかし本土における航空作戦専任する作戦航空軍司令部創設が必要となり、同年12月26日教導航空軍および同軍司令部実態航空総監部)は5か月経たずに編成解かれ軍令甲第165号により第6航空軍新設された。

※この「教導航空軍の編成」の解説は、「陸軍航空総監部」の解説の一部です。
「教導航空軍の編成」を含む「陸軍航空総監部」の記事については、「陸軍航空総監部」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「教導航空軍の編成」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「教導航空軍の編成」の関連用語

教導航空軍の編成のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



教導航空軍の編成のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの陸軍航空総監部 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS