掛川AR3【カケガワAR3】(草花類)
登録番号 | 第11653号 | |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | オキザリス | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川AR3 よみ:カケガワAR3 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宇井啓修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色は浅橙で脈の色が濃赤茶の鉢物及び花壇向きの品種である。草型はロゼット状、草丈はやや低である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさはやや小、色は黒茶、子球根の発生位置は主茎地下部節である。主茎地下部の太さは中、長さは短、色は白である。葉の発生位置は地下部から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は倒心臓形、先端の形は心臓形、先端の切れ込みの有無は有、程度は深、基部の形は鋭形、複葉の大きさは小、小葉の長さは短、幅は狭、新葉及び成熟葉表面の色は緑、成熟葉裏面の色は灰緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さは中である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は有、重なりの程度は弱、花径は大、花弁表面の色は浅橙(JHS カラーチャート1303)、裏面は浅橙(同1302)、花底の色は鮮緑黄(同2706)、脈の色は濃赤茶(同1008)、花弁全体の形は倒卵形、先端の形は円形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段雄ずいより高い、やくの色は黄である。開花時期は秋~春である。「コモサ」と比較して、花弁が重なること、花弁表面の色が浅橙であること、脈の色が濃赤茶であること等で、「バリアビリス レッド」と比較して、小葉全体の形が倒心臓形であること、花弁表面の色が浅橙であること、脈の色が濃赤茶であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
このページでは「品種登録データベース」から掛川AR3を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から掛川AR3を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から掛川AR3を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から掛川AR3を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から掛川AR3を検索
- 掛川AR3のページへのリンク