指導者・実業家として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 06:05 UTC 版)
2012年設立の豪侍サッカーアカデミーでは在豪日本人や日系オーストラリア人のU-12・15世代の選手を中心に指導している他、オーストラリア国内でプレーする日本人サッカー選手や、日本でのプレーを目指すオーストラリア人選手のマネジメントも担当している。三上本人は今後、日本でのプレーを希望するオーストラリア人選手のマネジメントに力を入れたいという希望を語り、その理由として「(オーストラリア)協会主導の育成強化のコースから見逃された才能が埋もれないように」するためだということを挙げている。 2012年から3年間、オーストラリアで開催予定であったAFCアジアカップ2015の同国内日系コミュニティのアンバサダー(ブリスベン代表)を務めた。2013年には日豪サッカー協会を立ち上げ、AFCアジアカップ2015実行委員会の協力も得て親善試合「QLD 日韓オールスター戦2013」。を開催した。三上は同試合のオーガナイザーとして活動しただけでなく、日本代表チームの一員として試合に出場し、1得点を挙げている。2016年からAリーグ・ブリスベンロアーFCのコミュニティ・アンバサダーも務めている。 2015年、ACL出場を機に来豪したブリスベン市内で浦和レッズハートフルクラブが地元の中学校や高校などでサッカー交流事業を行った際は、現地コーディネーターを務めた。。 2017年、静岡県御殿場市の時之栖うさぎ島グラウンドで行われた『COPA PUMA TOREROS 2017 PRIMAVERA U-12』にて、アジアサッカー連盟(AFC)の加盟国としてオーストラリアのジュニアサッカーチームが招待され、当時三上がテクニカルディレクターを務めていたブリスベン北部のサムフォード・レンジャーズFCと自身のアカデミー選手を集い、ハイレベルな国際ジュニアサッカートーナメントを戦った。大会中に日本国内の育成サッカーメディアのインタビューにも対応している。 2018年、ブリスベン市街に位置するニューファーム・ユナイテッドのテクニカルディレクターに就任。 2020年以降は、テクニカルディレクターとしての活動に加え、オーストラリアにおけるジュニアユース年代のトップリーグに相当するNPLアカデミーリーグのヘッドコーチとしても活躍。クイーンズランド・ライオンズFCで率いた育成チームが、2021年度シーズンのリーグ年間優勝を達成した。
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