戦時動員の諸形式についての概念・定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 06:14 UTC 版)
「日本統治時代の朝鮮人徴用」の記事における「戦時動員の諸形式についての概念・定義」の解説
軍要員の動員(兵力動員)a.軍要員 志願 徴兵 労務動員b.募集 個別渡航(1938-40):内地の事業者が朝鮮半島において人員を募集することを解禁、企業は個別に募集・選考を行い、採用者は個別に内地へ渡航 集団渡航(1939-42):内地の事業者が朝鮮半島において「募集・選考・自社の事業所への移送」までを一括して行う 官斡旋(1942-45):朝鮮総督府が半島内の地方自治体に人数を割り当て、募集・選考・動員先の内地事業所への移送までを一括担当して実施 c.徴用 軍関係労務への徴用;1941月〜 一般徴用;1944年9月〜 d.道内動員;朝鮮半島の13道内の動員先へ配属 道内官斡旋:朝鮮総督府が半島内の地方自治体に人数を割り当て、募集・選考・配属までを一括担当。 勤報隊(勤労報国隊):1941年12月、国民勤労報国協力令に基づき、勤労奉仕隊を改組して、日本領の全域で発足。学校・職場ごとに、14歳以上40歳未満の男子と14歳以上25歳未満の独身女性を対象として組織され、軍需工場、鉱山、農家などにおける無償労働に動員された。1945年3月、国民義勇隊に改組されて廃止。 募集
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