戦士と魔法使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 15:12 UTC 版)
プレイヤーはゲームを始める前に、戦士か魔法使いのいずれかを選ぶことができるようになっている。冒険中(文中)では、それぞれのクラスにより、進める選択肢が変わってくる。 戦士 技術点=サイコロ1個の出目+6と設定されている。初心者向けと位置づけられており、魔法は使えないため、戦闘のルールさえ覚えればすぐにゲームを始められる。単純な反面できることは少なく、必要な道具を持っていないと(魔法使いなら切り抜けられる場面でも)あっさり死ぬことも多く、最後まで進むのは魔法使いよりも困難である。 魔法使い 技術点=サイコロ1個の出目+4と設定されている。上級者向けと位置づけられており、白兵戦では戦士に劣るものの、魔法の呪文が使える。呪文とその効果をプレイヤー自身が記憶し、困難を適切な呪文で切り抜けるところに、ソーサリーのゲームとしての本質があると言える。 魔法使いを選択したプレイヤーはゲームを開始する前に、各書の巻末にある「魔法の呪文の書」を熟読し暗記しなければならない。「呪文が怪物や悪人の手に渡るのを防ぐため」ゲームが始まったら呪文の書を二度と見てはならず、メモを取ることも許されないルールになっている。つまり、文中で困難にぶつかったとき、選択肢としてその時使える魔法の呪文(アルファベット表記の記号)が一覧で表示されるが、その時点で呪文を忘れてしまうと適切な行動を取ることができないというわけである。ただし、冒険の途中で呪文の書が闇ルートで売られている場面に出くわすことがあり、その時だけは魔法の内容を確認することが出来る。
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