戦士の墓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/21 09:36 UTC 版)
「英雄」は78人以上の人々と共に海岸の墓地に眠っていた弥生前期の人で、1954年の第2次調査で出土した第124号人骨のことである。この人骨の胸から腰にかけて15本の石鏃が打ち込まれていた。至近距離から打ち込まれたものとされ、土井ヶ浜のムラを守るために戦った戦士であったとも考えられている。彼は体格のいい成人男性であり、右腕に南島産のゴホウラ貝で作った腕輪をしていることから、南方系の人々と関係が深いと推定することができる。
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