戦争概論とは? わかりやすく解説

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戦争概論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 10:18 UTC 版)

戦争概論』(せんそうがいろん 仏:Précis de l'art de la guerre、英:Summary of the Art of War)とは軍人にして軍事学者であったアントワーヌ=アンリ・ジョミニ (Antoine Henri Jomini) によって1838年に発表された戦争術に関する古典的な著書である。


  1. ^ 敵が武装した大衆を含めて大きな戦力を準備することが可能になる場合、我が敵地へ侵攻すれば後方支援部隊に対して敵は効果的な遊撃をしかけることができる。つまり敵地の一切を占領し、後方連絡線を保護し、敵の遊撃に即応できる予備戦力を備えるほどの強力さでないと民衆の抵抗と戦うことは不可能である。
  2. ^ 軍事政策で扱う具体的な項目についてジョミニは、交戦国の人民の熱狂的感情、交戦国の軍事上の組織、手段と予備、資金源、政府に寄せる忠誠心、行政首相たる人物の性格、軍事指導者の性格や能力、首都の内閣や戦争委員会の戦時における影響、彼らの幕僚が採用する戦争方式、一国の常備軍とその装備、侵略を企図する国家の軍事地理と軍事統計、軍事資源と障害を列挙している。


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