復活と命名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:47 UTC 版)
巨神兵はトルメキアと敵対する土鬼の手に渡り、聖都シュワの墓所において旧世界の技術によって蘇生が進められる。土鬼の神聖皇帝ナムリスの命によりサナギ(人工子宮)の状態で土鬼のサパタの街に空輸されるが、風の谷のガンシップ (小型戦闘機) の砲撃に反応して、孵化が始まり目覚めてしまった。この時、ナウシカがアスベルから秘石を託されていた為、ナウシカの事を母親と認識し「ママ」と念話 (テレパシー) で呼んだ。ナウシカが巨神兵に光る秘石を見せた時、石から出た光線が、巨神兵の額や目に当たり吸い込まれた。その後、この石は砕けてしまった。 秘石を得る前は言葉を発する事もできず、気に入らない事があると癇癪を起こし、ナウシカの笑顔を見て喜ぶ等赤子同然だった。秘石を体内に取り込むと片言の言葉を話すようになり、ある程度の知能を得たが、思考回路は幼いままだった。その後、ナウシカからエフタル語で「無垢」を意味する「オーマ」と名付けられると急激に知性を発達させ、彼女を「母」「母さん」と呼び、真の力を覚醒させた。ナウシカの前での一人称は「僕」で、それ以外には「私」。相手に下心がある事を見抜くと嘲笑い、生かすに価するかどうか見極める為、あえて知らぬ振りをする。テレパシー能力を持たないトルメキア人に話しかける場面もあった。
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