復旦大学PRビデオ盗作騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 04:57 UTC 版)
「復旦大学」の記事における「復旦大学PRビデオ盗作騒動」の解説
2015年、復旦大学のPRビデオが、東京大学のPRビデオの盗作であると認めて「社会に悪影響をもたらし、大学の名声を傷つけ、みなさんの感情を害したことに心から謝罪する」と謝罪をおこなった。東京大学のPRビデオは宇宙服を着た人物がキャンパスを歩き回り、最後にヘルメットを取ると、卒業生の山崎直子が現れるものであるが、復旦大学のPRビデオも宇宙服を着た女性がキャンパスを歩き、最後にヘルメットを脱ぐというものだった。その後、復旦大学が改めて発表した新作PRビデオは、学生が復旦大学を紹介するのに大きな校章をかざす部分があるが、これがドイツのミュンヘン工科大学の2013年のPRビデオの内容に酷似しているという指摘があり、さらに、復旦大学の新作PRビデオは創立110年周年を記念するものだが、その110周年記念祝賀プロモーション委員会のロゴマークが、指紋をかたどっているAppleのTouch IDと酷似していると指摘されている。相馬勝は、「復旦大学といえば、日本とも馴染みが深く、外相や国務委員も歴任した唐家璇氏や、李源潮・国家副主席ら多数の政治家や著名な学者を輩出した中国を代表する名門中の名門だが、PRビデオのパクリ疑惑が2度も出てくるとは、一体プライドはどこのいったのか」とコメントしている。
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