御嶽山の動物とは? わかりやすく解説

御嶽山の動物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:51 UTC 版)

御嶽山」の記事における「御嶽山の動物」の解説

3万年前の旧石器時代オオツノジカ生息していて、東山麓の開田高原はその狩猟であった遺跡からは石器土器出土している。山頂付近登山道高山帯生息するホシガラスライチョウクジャクチョウなどが見られるライチョウ雷鳥)は日本特別天然記念物指定され環境省によりレッドリスト絶滅危惧IA類、岐阜県では絶滅危惧I類、長野県では絶滅危惧II類に指定され絶滅危惧されている。1981年調査50箇所あったライチョウ縄張りが、2008年の調査28箇所減少している。2012年12月に、西側前衛峰である御嶽山系御前山標高1,500 m付近ライチョウ1羽(冬羽メス)が確認され冬期尾根伝い高山帯から移動してきたものと見られている。山域にはイタチイノシシタヌキツキノワグマニホンザルホンドギツネなどが生息しアトリイカルキジキバシリヒガラブッポウソウなどの鳥類も豊富である。南東山麓長野県木曽郡木曽町の「三岳のブッポウソウ繁殖地」は国の天然記念物の指定受けている。開田高原ではその産地であった木曽馬飼育されていて、長野県天然記念物の指定受けている。チョウ目ヤガ科のオンタケクロヨトウ(学名Apamea ontakensis Sugi)の高山は、御嶽山高山帯のみに生息する本州限られた山岳地帯分布するチョウ目シャクガ科のウチジロナミシャク(学名:Dysstroma truncata fusconebulosa Inoue)は、岐阜県では御嶽山のみで分布確認されている。

※この「御嶽山の動物」の解説は、「御嶽山」の解説の一部です。
「御嶽山の動物」を含む「御嶽山」の記事については、「御嶽山」の概要を参照ください。

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