御嶽山のコマクサの昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 07:54 UTC 版)
コマクサの自生地である長野県の木曽御嶽山では、「おこま」の昔話がある。信州の小諸市の小さな村の「おこま」の娘が難病になり、信州西端にある木曽御嶽神社で一心に娘の全快を願い続けると、「御嶽山の頂上にある美しい桃色の小草を娘に飲ませよ。」とのお告げを受けた。その後御嶽山に登りその小草を見つけ、家に帰って娘に飲ませた。するとすぐに全快したため、この小草が「オコグサ」と呼ばれるようになり、いつしか「コマクサ」と呼ばれるようになったと伝えられている。
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