御嶽山の環境とは? わかりやすく解説

御嶽山の環境

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 23:44 UTC 版)

御嶽山」の記事における「御嶽山の環境」の解説

1757年宝暦7年)に松平君山が『吉志畧』を刊行し御嶽山について その東の峰に三つの池有り、一の池は水涸る、一の池は少し、一の池は水満る、その流れて西のに至る。この北を地獄谷云う硫黄多し、その水流れ王滝に至る、濁川云う往々硫黄取得す、その水甚だ臭し — 松平君山『吉志畧』 と記載しハイマツコマクサオンタデオコジョなどの解説ホシガラスライチョウなどの鳥類詳細なスケッチ残している。標高3,000 mを越え高山であり、『木曽節』では「木曽御嶽夏でも寒い袷やりたや足袋添えて」と歌われている。1979年(昭和54年)の噴火による荒廃黒沢口登山道合目石室山荘周辺ハイマツ枯れたが、21世紀初頭2002年-2003年頃から若芽確認されている。御嶽山のコマクサの昔話がある。王滝口登山道にある田の原天然公園中心に830 haが、木曽御岳自然休養林指定されている。田中澄江著書『花の百名山』で、代表する花に一つとしてリンネソウ紹介した標高1,500m以下の山麓では、ヒノキアスナロなどの木曽五木見られる1836年天保7年)に西山麓の下呂市小坂町赤沼田植栽されヒノキ人工林が、1993年平成5年)に林野庁により「赤沼田天保ヒノキ植物群落保護林」の指定受けた木曽町三岳では「御嶽黒光真石」と呼ばれる安山岩産出され御嶽信仰霊神碑にも利用されていた。現在も麓の田中石材店などで石材加工が行われている。

※この「御嶽山の環境」の解説は、「御嶽山」の解説の一部です。
「御嶽山の環境」を含む「御嶽山」の記事については、「御嶽山」の概要を参照ください。

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