役牛から肉牛へとは? わかりやすく解説

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役牛から肉牛へ(昭和戦後期以降)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 15:02 UTC 版)

五島牛」の記事における「役牛から肉牛へ(昭和戦後期以降)」の解説

第二次世界大戦混乱一時は飼育頭数半減、質の大幅低下を招くことになった。そこで1948年昭和23年)に発足した五島畜産販売農業協同組合連合会五島牛立て直し図り、その成果もあって日本国内での評価高まっていった。 役牛としての需要減少して以降は、五島牛肉用牛へと改良され、飼育が続けられた。その時期は1970年昭和45年)頃とされ、福江市では預託貸付制度導入するなどして農家支援行ったこの頃特色として伝統的なウシの飼育習慣受け継ぎ子牛飼育を中心としつつ、行政による肥育取り入れた域内一貫生産体制推進挙げられる。これは県北壱岐など他の県内産地動向と共通であった問題点としては子牛飼育の採算性が低いことが指摘され兵庫県産種雄牛導入して改良進めていた。 日本牛海綿状脳症BSE)が初め確認され2001年平成13年)には子牛取引価格低下し2002年平成14年)の初競りでは仲買人への交通費補助することで競りへの参加促した一方2010年平成22年)は口蹄疫猛威振るった五島牛への影響最小限とどまり取引価格高め推移した2014年平成26年4月定休肉用牛ヘルパー制度導入されヘルパー組合加盟した五島牛農家が月に2回ほどヘルパー牛舎清掃や餌やりなどの作業依頼することで休暇取得できるようになった

※この「役牛から肉牛へ(昭和戦後期以降)」の解説は、「五島牛」の解説の一部です。
「役牛から肉牛へ(昭和戦後期以降)」を含む「五島牛」の記事については、「五島牛」の概要を参照ください。

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