廃車から静態保存へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 11:07 UTC 版)
「備南電気鉄道モハ100形電車」の記事における「廃車から静態保存へ」の解説
2005年に760号の廃車が決まった事によって、本形式が高松琴平電気鉄道への譲渡前に走っていた玉野市の市民有志が「ぜひ、かつて玉野市を走った電車の里帰りを行い、市の歴史遺産として残すべき」と「玉野市電保存会」を結成。ことでん側と交渉の結果、書類上の廃車後に譲られる運びとなった。 2006年9月23日に高松市の仏生山工場より高松港発着の四国フェリーを経て、四十数年前に渡った瀬戸内海を再び渡り、玉野市内の総合福祉センターである「すこやかセンター」グラウンドの所定位置に運ばれ、再び玉野市へ里帰りした。 同年10月22日、会によって保存車両としてのお披露目式典が執り行われ、現在は同地にて静態保存されており、そのための資金の募金を募るため、やはり同地にて定期的な公開イベントが行われている。
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