廃車とその後の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 06:16 UTC 版)
「岳南鉄道1100形電車」の記事における「廃車とその後の動き」の解説
1102が衝突事故により、1969年(昭和44年)に廃車となったほかは、1981年(昭和56年)に東急5000系電車 (初代)が入線した際に廃車となった。 このうち、1101・1103・1106の3両が近江鉄道に譲渡され、 モハ100形101 - 103となった。同社では、ワンマン運転化改造の上で単行用として使用されたが、1993年(平成5年)以降、名義上は220形への改造の種車となって廃形式となった。 一方、1105は大井川鉄道(現・大井川鐵道)に譲渡された。大井川鉄道では、車体の保守が容易であることや、珍しく単行型の電車だったことから重宝され、閑散時の単行運転、多客時の増結、短距離の区間運転、オープン客車の牽引など、様々な用途で使用された。しかし、足回りの急激な老朽化により、1996年(平成8年)に廃車された。廃車後はそのまま千頭駅で倉庫として使用されたが、2016年(平成28年)6月末、新金谷駅構外側線で解体された。
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