220系
220形
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第二次世界大戦終了後、京成における最初の新造車として、1946年(昭和21年)にモハ220〜224の5両が帝國車輛工業で製造 された。運転室へ直接入れるように乗務員ドアを京成で初採用 した。戦後の物資不足の最中に製作され、戦前製ほど頑丈ではなかったため、1960年代に入ると車体の痛みが激しくなった。1964年(昭和39年)に更新を受け、600形等の更新車両に類似した車体に換装された。 1967年(昭和42年)から1968年(昭和43年)に全車が新京成電鉄に譲渡された。
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220形
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「国鉄400形蒸気機関車」の記事における「220形」の解説
220形は、大阪鉄道により、ダブスから1891年に輸入された軸配置2-4-2 (1B1) 形のタンク機関車である。A8系と同じ軸配置であるが、サイズは一回り小さく、動輪直径も1219mmである。弁装置は、当時のイギリス製としては珍しい、進歩的なワルシャート式であった。 2両(製造番号2765, 2766)が製造され、大阪鉄道ではB形6 - 7号機となったが、大阪鉄道は1900年に関西鉄道に買収され、同社の駒月(こまづき形’57 - 58号機)となった。関西鉄道国有化後の改番では、220形220 - 221号機となり、湊町から神戸を経て、1916年に廃車となった。 220号機は、1917年6月に現在の西武多摩川線の前身である多摩鉄道に、開業用として譲渡され、同社のA1形A1号機となった。多摩鉄道は1927年に西武鉄道(初代)に合併され、1944年9月21日付けで西武鉄道3II号機となった。その後、1956年3月に日本ニッケル鉄道に貸与されて1956年10月に同鉄道の後身である上武鉄道に譲渡され、同鉄道の8号機となっている。1965年に廃車されて西武鉄道に返却され、豊島区の昭和鉄道高等学校の敷地内に保存されている。 一方、221号機は1917年に小野田鉄道(現在の小野田線の前身)に譲渡されて鉄道院時代の番号のまま使用された。1939年に762mm軌間に改造のうえ中国へ送られたが、その後の消息は不明である。 主要諸元 全長 : 8433mm 全高 : 3607mm 軌間 : 1067mm 車軸配置 : 2-4-2 (1B1) 動輪直径 : 1219mm (4ft) 弁装置 : ワルシャート式 シリンダー(直径×行程) : 330mm×457mm ボイラー圧力 : 9.8kg/cm2 火格子面積 : 0.77m2 全伝熱面積 : 49.8m2煙管蒸発伝熱面積 : 44.7m2 火室蒸発伝熱面積 : 5.1m2 小煙管(直径×長サ×数) : 44.5mm×2519mm×127本 機関車運転整備重量 : 31.23t 機関車空車重量 : 25.15t 機関車動輪上重量(運転整備時) : 17.68t 機関車動輪軸重(第1動輪上) : 9.13t 水タンク容量 : 3.17m3 燃料積載量 : 1.02t 機関車性能シリンダ引張力(0.85P): 3400kg ブレーキ装置 : 手ブレーキ、蒸気ブレーキ→真空ブレーキ(関西鉄道時代に改造)
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