市営化以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 16:54 UTC 版)
「川崎市多摩川丸子橋硬式野球場」の記事における「市営化以降」の解説
日本ハム球団から国に土地が返還された2か月後の2011年(平成23年)5月、川崎市が国から土地を購入して市有地としたことに伴い再利用計画案が公表される。この計画案では、両翼90mの硬式野球場と多目的広場を設置し、2015年(平成27年)の完成を目指すとしていた。川崎市営の硬式野球場としては、同じ中原区にある川崎市等々力球場に次いで2か所目となる。 これに関しては、川崎球場(2000年閉鎖、川崎富士見球技場に改修)のスタンドが撤去され、硬球が使用不可になってから、硬球が使える公設の球場が不足する事態となり「硬球が使える球場として残すべきである」とするパブリックコメントが寄せられていた。 2015年(平成27年)4月、改修工事が完了し「川崎市多摩川丸子橋硬式野球場」として再オープンした。球場は両翼97m、中堅122mのアマチュア規則を充足したものとなり、アマチュアの地域大会規模(春季・秋季高校野球県大会や、大学連盟の下部リーグなど)での開催は可能となっているが、河川敷のそばにあるため増水対策としてスタンド・照明塔は設置されていない。このため、観客はグラウンドそばの土手(地面のみ)で観戦することになる。 なお、改修後の一般開放での使用条件については、川崎市民に優先的に利用できるようにするため、事前に登録申請を済ませたうえで、次のような条件がもうけられている。 チーム登録所在地が川崎市内に置かれていること チーム名に川崎市に由来する地名(川崎市、あるいは市内各区など)が含まれていること チームの選手・役員の半数以上は川崎市在住・在勤していること チームの代表者が川崎市内に在住・在勤していること 主に硬式野球を行うことを目的として、定期的な活動を行うチームであること 組織的に構成されたチームで、河川敷利用者に対しての安全を確保できるチームであること
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