巨勢派歴代とは? わかりやすく解説

巨勢派歴代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/30 02:08 UTC 版)

巨勢派」の記事における「巨勢派歴代」の解説

1世 巨勢金岡こせの かなおか大和絵創始者にして、その家系古代名族巨勢氏家系連なる貞観延喜年間活躍。 第2世 巨勢相覧(こせの おうみ)金岡長子『源氏物語』絵合」に「(竹取物語の)絵は巨勢の相覧、手(詞書)は紀貫之書けり」とある。 第3巨勢公忠(こせの きんただ)金岡次子。『日本紀略』により天暦三年949年)に皇命にて御屏風八帖を画いた知られる。 第4世 巨勢公望(こせの きんもち)金岡第三子。『源氏物語』絵合」に「大極殿儀式…公茂(公望)が仕れるが…」とある。 第5世 巨勢広貴(こせの ひろたか)(*)弘高・広高と同じ。深江(公望の子の子。『権記長保四年(1002)花山上皇の勅にて書写山性空上人を画かしめたと知られる。 第6世 巨勢是重(こせの これしげ)・・・・・ 広貴の子。 第7世 巨勢信茂(こせの のぶもち)・・・・・ 是重の子第8世 巨勢宗茂(こせの むねもち)・・・・・ 信茂の子第9世 巨勢益宗(こせの ますむね)・・・・・ 宗茂の子。 第10巨勢有宗(こせの ともむね)・・・・・ 益茂の子。 第11巨勢宗久(こせの むねひさ)・・・・・ 有宗の子。 第12巨勢永有(こせの ながもち)・・・・・ 宗久の子。 第13巨勢光康(こせの みつやす)・・・・・ 永有の長子正応年間活躍代表作は『地蔵尊霊験絵巻』(本絵巻の賛詞吉田兼好)。 第14巨勢有家(こせの ともいえ)光康の長子。『石清水八幡遷座縁起絵』は彼の作品であると伝える。 第15巨勢有康(こせの ともやす)光康の次子代表作紙本著色高野大師行状図』。 第16巨勢堯尊(こせの ぎょうそん)・・・ 有尊(永有の次子)の長子。 第17巨勢堯儼(こせの ぎょうごん)尭尊の子一乗院絵仏師代表作神像板絵』(薬師寺所蔵)。 第18巨勢有誉有厳の長子(有尊の次子堯有の子)。大乗院絵仏師式部法橋とあるも特段伝承もなし。 第19巨勢行有有厳の次子(有尊の次子堯有の子)。大乗院絵仏師信濃法眼。 第20巨勢専有行有の子大乗院絵仏師筑前法橋。 第21巨勢源有専有の子大乗院絵仏師三川法師。 第22巨勢重有源有の子大乗院絵仏師筑前法眼。 第23巨勢長有重有の子大乗院絵仏師筑前法橋。 第32巨勢金親33巨勢小石こせ しょうせき)・・・・・ 本名八田金起。金親の子東京美術学校(現東京芸術大学教授仏画家系であるが、土佐派の画を学んだ

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