島 親益とは? わかりやすく解説

島 親益(しま ちかます) ????~????

長宗我部氏 弥九郎 親房
◇父:長宗我部国親 子:島五郎左衛門
 土佐長宗我部一族父国親が家臣島某の妻に手を出し生ませた子であったことから、島姓を名乗っていたという。武術優れ土佐豪族本山氏安芸氏攻め等で活躍した。しかし、病にかかり、療養出かける途上阿波海部の港にて、豪族海部友光襲われ討たれた。

島親益

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 20:58 UTC 版)

 
島 親益
時代 戦国時代 - 安土桃山時代
生誕 不詳
死没 1571年3月29日元亀2年3月4日
別名 親房(別名)
氏族 長宗我部氏→島氏
父母 父:長宗我部国親
兄弟 長宗我部元親吉良親貞
香宗我部親泰親益
親典[1]
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島 親益(しま ちかます、不明 - 1571年3月29日元亀2年3月4日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将長宗我部氏の家臣。長宗我部国親の四男。別名は親房

生涯

島弥九郎事件跡碑
徳島県海部郡海陽町

父・国親が家臣・島某の妻に手を出して生ませた子供だったため、島姓を名乗った。武勇に優れ、異母兄・長宗我部元親本山氏攻め等で活躍した。

しかし、病にかかり、播磨有馬温泉に療養に出かける途中、強風のため阿波国海部城下の那佐湾に舟を停泊したところを、敵襲と勘違いした城主・海部友光に襲われ、1571年3月29日元亀2年3月4日)に病の身ながら奮戦するも討たれた。その後、元親は弟の死に激怒し、海部城を攻略する。

現在は徳島県海部郡海陽町那佐神社に慰霊碑が建立されている。

子孫

子孫の親典(1594年生まれなので、親益の子としては年齢が合わない。孫か一族と推定される。)は大坂の陣で豊臣方に参戦し敗れたが、土佐藩山内忠義藩主)での入牢を経て土佐藩士に取り立てられた。しかし下士に甘んじた。

その後も島氏は土佐藩に仕え、明治維新後に長宗我部姓に復した。また宗家が途絶えていたため、必然的に長宗我部氏の当主の座を引き継いだ(明治時代に明治天皇から正統子孫と認められた)。

脚注

  1. ^ 1代~2代後の子孫の可能性

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