岬の白銀【ミサキノハクギン】(草花類)
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登録番号 | 第12410号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 岬の白銀 よみ:ミサキノハクギン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 太田誠志 | |
品種登録者の住所 | 愛知県田原市赤羽根町西瀬古108番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 太田誠志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「北の雪」に白色系無名実生種を交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは強、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻は中、表面の色及び裏面の色は淡、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花部の直径は極小、管状花数は少、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁、先端の形は尖る、花弁の長さは大、幅はやや広、外花弁の表面の色及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは太、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「笑王」と比較して、花が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者のほ場(愛知県田原市)において、「北の雪」に白色系無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「白銀」であった。 |
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