山鹿灯籠民芸館(旧安田銀行山鹿支店)
名称: | 山鹿灯籠民芸館(旧安田銀行山鹿支店) |
ふりがな: | やまがとうろうみんげいかん(きゅうやすだぎんこうやまがしてん) |
登録番号: | 43 - 0049 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 鉄筋コンクリート造2階建、建築面積185㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正14 |
代表都道府県: | 熊本県 |
所在地: | 熊本県山鹿市大字山鹿1606-2 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 熊本県近代化遺産(建造物等)総合調査日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 山鹿市街中心部に建つ銀行社屋。RC造2階建で,内部はその大部分を営業室とし,西側に事務室等を設ける。外観はイオニア式風のオーダーを用いて様式主義でまとめるが,角形のスクロールや,玄関上部のパラペット装飾など細部に特色が見られる。 |
山鹿灯籠民芸館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 01:12 UTC 版)
山鹿灯籠民芸館 | |
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山鹿灯籠民芸館(2025年7月)
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情報 | |
旧名称 | 安田銀行山鹿支店 |
用途 | 山鹿灯籠の展示、制作実演 |
旧用途 | 銀行 |
構造形式 | RC造り |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 1925年 |
所在地 | 〒861-0501 熊本県山鹿市大字山鹿1606-2 |
座標 | 北緯33度0分54.5秒 東経130度41分18.5秒 / 北緯33.015139度 東経130.688472度座標: 北緯33度0分54.5秒 東経130度41分18.5秒 / 北緯33.015139度 東経130.688472度 |
文化財 | 登録有形文化財(建造物) |
指定・登録等日 | 2002年(平成14年)6月25日 |
山鹿灯籠民芸館(やまがとうろうみんげいかん)は、熊本県山鹿市にある伝統的建築物。2002年(平成14年)に国の登録有形文化財に登録されている[1]。
概要
鉄筋コンクリート2階建ての建物は1925年(大正14年)に安田銀行山鹿支店として建てられたもので、1932年(昭和7年)から1973年(昭和48年)までは肥後銀行山鹿支店として使われていた[2]。この建物を山鹿市が譲り受け、1987年(昭和62年)4月に山鹿灯籠の情報発信施設として開業した[2][3]。館内では山鹿灯籠まつりで知られる金灯籠が100個吊り下げられているのをはじめ、宮造りや座敷造りなどの灯籠作品が展示されているほか、これまでの山鹿灯籠まつりの写真やポスター、また制作で使用される道具なども紹介されており、山鹿灯籠の歴史的・技術的背景が学べるようになっている。また、別館では若手職人による制作実演も行っているほか、工芸ワークショップが随時行われており、参加者は制作した灯籠を持ち帰ることができる[4][5]。
建物は2002年(平成14年)6月25日に国の登録有形文化財に登録されている。銀行として使用されていた時代はその大部分を営業室とし,西側に事務室等を設けていた。外観はイオニア式風のデザインだが、玄関上部の装飾など細部に特色が見られる[1]。また、天井には、江戸時代に「御前の湯」(さくら湯の前身)の天井に描かれていた狩野洞容(細川藩の絵師とされる)作とされる「双龍の絵」が飾られている[6]。
利用情報
- 所在地
- 熊本県山鹿市大字山鹿1606-2
- 入館料
- 一般300円、小中学生150円
- 開館時間
- 9時00分 - 17時00分
- 休館日
- 12月29日~1月1日
周辺
交通アクセス
- 熊本桜町バスターミナル、玉名駅、新玉名駅のいずれかから九州産交バス山鹿温泉ゆきに乗車し「山鹿温泉(八千代座入口)」下車。
- 九州自動車道植木インターチェンジから12㎞、菊水インターチェンジから9.5㎞。
ギャラリー
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1階の様子
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2階の天井と山鹿灯籠
脚注
外部リンク
- 山鹿灯籠民芸館公式ホームページ
- 山鹿灯籠民芸館 (@mingeikan) - Instagram
- 山鹿灯籠民芸館のページへのリンク