山鹿灯籠民芸館とは? わかりやすく解説

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山鹿灯籠民芸館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 01:12 UTC 版)

山鹿灯籠民芸館
山鹿灯籠民芸館(2025年7月)
情報
旧名称 安田銀行山鹿支店
用途 山鹿灯籠の展示、制作実演
旧用途 銀行
構造形式 RC造り
階数 地上2階
竣工 1925年
所在地 861-0501
熊本県山鹿市大字山鹿1606-2
座標 北緯33度0分54.5秒 東経130度41分18.5秒 / 北緯33.015139度 東経130.688472度 / 33.015139; 130.688472 (山鹿灯籠民芸館)座標: 北緯33度0分54.5秒 東経130度41分18.5秒 / 北緯33.015139度 東経130.688472度 / 33.015139; 130.688472 (山鹿灯籠民芸館)
文化財 登録有形文化財(建造物)
指定・登録等日 2002年(平成14年)6月25日
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山鹿灯籠民芸館(やまがとうろうみんげいかん)は、熊本県山鹿市にある伝統的建築物。2002年(平成14年)に国の登録有形文化財に登録されている[1]

概要

鉄筋コンクリート2階建ての建物は1925年(大正14年)に安田銀行山鹿支店として建てられたもので、1932年(昭和7年)から1973年(昭和48年)までは肥後銀行山鹿支店として使われていた[2]。この建物を山鹿市が譲り受け、1987年(昭和62年)4月に山鹿灯籠の情報発信施設として開業した[2][3]。館内では山鹿灯籠まつりで知られる金灯籠が100個吊り下げられているのをはじめ、宮造りや座敷造りなどの灯籠作品が展示されているほか、これまでの山鹿灯籠まつりの写真やポスター、また制作で使用される道具なども紹介されており、山鹿灯籠の歴史的・技術的背景が学べるようになっている。また、別館では若手職人による制作実演も行っているほか、工芸ワークショップが随時行われており、参加者は制作した灯籠を持ち帰ることができる[4][5]

建物は2002年(平成14年)6月25日に国の登録有形文化財に登録されている。銀行として使用されていた時代はその大部分を営業室とし,西側に事務室等を設けていた。外観はイオニア式風のデザインだが、玄関上部の装飾など細部に特色が見られる[1]。また、天井には、江戸時代に「御前の湯」(さくら湯の前身)の天井に描かれていた狩野洞容(細川藩の絵師とされる)作とされる「双龍の絵」が飾られている[6]

利用情報

  • 所在地
熊本県山鹿市大字山鹿1606-2
  • 入館料
一般300円、小中学生150円
  • 開館時間
9時00分 - 17時00分
  • 休館日
12月29日~1月1日

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脚注

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