就役後の外観の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:03 UTC 版)
「パース級軽巡洋艦」の記事における「就役後の外観の変化」の解説
就役後の1938年にホバートが、1939年にパースが10.2cm単装高角砲4基を撤去し、新型の10.2cm連装高角砲4基に更新し2番煙突後方のスペースに片舷2基ずつを背中合わせに配置した。1939年中に全ての艦で4.7cm高射砲4基を撤去した。また、航空施設においてパースは1939年にカタパルトを新型に交換し、水上機もシーガルII 水上機となった。しかし、1941年2月に航空施設を撤去し「ヴィッカース 4cm(39口径)ポンポン砲」を単装砲架で4基が追加されたが、同年7月に航空施設を復活させ、4cmポンポン砲4基に換えて「2cm(76口径)機関砲」が単装砲架で4基に更新された。1941年にシドニーもエリコン2cm単装機銃1基を追加した。 1942年にホバートは新型レーダー272型を搭載した。この時に対空火器の更新が行われ、12.7mm四連装機銃3基を撤去し、4cmポンポン砲を連装砲架で4基、エリコン 2cm機関砲を連装砲架で5基、同2cm機関砲を単装砲架で1基を追加した。重量軽減のために航空施設は撤去された。1945年1月にホバートはレーダーは276型、277型、281B型が新設され、エリコン 2cm連装機銃4基が撤去され、新たに「ボフォース 4cm(56口径)機関砲」が採用され、連装砲架で3基と単装砲架で5基が搭載された。1946年6月にホバートは主砲の15.2cm連装砲塔1基を撤去し、ボフォース 4cm機関砲を四連装砲架で2基を追加した。
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