寝台特急日本海北陸トンネル列車火災事故とは? わかりやすく解説

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寝台特急日本海北陸トンネル列車火災事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:16 UTC 版)

日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「寝台特急日本海北陸トンネル列車火災事故」の解説

1969年昭和44年12月6日 6時20分ごろ 北陸本線敦賀 - 今庄間の北陸トンネル内を走行中の青森大阪行き寝台特急日本海」の前側機関車次位電源車から火災発生した当時国鉄規則では「火災起きた場合速やかに列車停止させなければならない」と定められていたが、当該列車機関士は「トンネル内での停車は危険」と判断し、あえて規定従わず走行続けトンネル脱出後に非常停車して、消防車協力得て消火作業行い火元車両焼損のみで鎮火した。この運転士判断乗客の安全を守るために機転利かせたものとして好意的に報道された。 これに対し国鉄は、出火認識しながら直ち停止しなかった機関士行為は運転規則違反するものとして断罪し、運転業務から外したまた、この事故から教訓得ず出火時には直ち停車させる規定維持した。 この火災から3年後、「きたぐに」による北陸トンネル火災事故では乗務員規則通りトンネル内で停車させて消火あたった鎮火することができずに多く死傷者出した事故後に実車用いた火災実験等を経てトンネル内で火災発生した場合には走行続けてトンネル脱出後に停止する」と規定改めとともに、「日本海」の機関士下された処分撤回した

※この「寝台特急日本海北陸トンネル列車火災事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の解説の一部です。
「寝台特急日本海北陸トンネル列車火災事故」を含む「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事については、「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の概要を参照ください。

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