客室乗務員にまつわる事件・不祥事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:29 UTC 版)
「客室乗務員」の記事における「客室乗務員にまつわる事件・不祥事」の解説
ブリティッシュ・エアウェイズの客室乗務員が香港などで偽物の時計や香水を購入し、それを本物とすり替えてからロンドン発東京便や香港便などの機内で免税品として販売し、差額を着服していた事件が1999年9月に明らかになった。なお、ブリティッシュ・エアウェイズは、被害を受けた乗客に対して代金を弁償すると同時に「事件を公表しない」と同意書にサインを求めたが拒否された。 2010年1月には、エールフランスの客室乗務員が、成田空港発シャルル・ド・ゴール国際空港行きの飛行機の機内で、日本人を含むビジネスクラスの客から現金、時計、宝石、クレジットカードなどを盗んだとして逮捕された。 2000年に、日本航空の客室乗務員の仲谷かおり(芸名)が写真週刊誌「フライデー」で、同社で勤務している旨を明かした上でヌードモデルとなったため、新千歳空港からの乗務終了後、羽田空港内で会社関係者に事情聴取された後に解雇された。なお、仲谷のヌード事件以降、日本航空をはじめとする航空会社は、客室乗務員採用の際に当該者の前歴(グラビア活動やモデル活動、ミスコン活動や水商売、風俗、芸能などへの従事経験の有無など)を厳しく確認するようになったといわれている。 2005年5月に、全日空の運航乗務員と客室乗務員の計8人が、翌日早朝から乗務予定であったにもかかわらず、ステイ先の秋田市内の居酒屋で社内規定に違反して飲酒 していたために、急遽代替運航乗務員を東京から呼び寄せることとなった。なおこの事件後、運航乗務員と客室乗務員とその上長ら13人が処分を受けた。 多くの航空会社では、在籍中において勤務先企業名や制服姿、本名や勤務内容などを露出した書籍やブログなどの公開は一切禁止されているにもかかわらず、ブログに詳細な勤務内容を書いたために解雇された例がある(エレン・シモネッティ(英語版))。
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