定期便再開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 06:29 UTC 版)
スワンナプーム国際空港が、開港直後、施工不良などによりトラブルが頻発していたこともあり、スワンナプームに乗り入れている航空会社は、ドンムアン空港の再利用を当局に要請し、2007年3月25日から国内線に限り定期便が再開された。これに伴い、タイ空港公社(AOT)はドンムアン空港 - スワンナプーム空港間のバスを運行しており、航空券を持っている人のみ無料で乗車できる。 タイ国際航空は、2007年に地下鉄ラート・プラオ駅にチェックインカウンターを設置し、空港までの無料バスを運行していた。2009年3月29日でドンムアンから撤退した。 2009年、アピシット政権のタイ政府は、国内線の定期旅客便もスワンナプーム国際空港に統合する方針を決めた。しかし、ノックエアとワン・トゥー・ゴー航空は引き続きドンムアン空港に留まった。 2011年8月1日、国内線が利用していた国内線ターミナルから、旧国際線ターミナル1に移転し、チャーター便などの国際線と同じターミナルを利用することとなった。 2011年10月25日、大規模な洪水のために閉鎖され、就航していた航空会社はスワンナプーム空港に移転したが、2012年3月に再開港し、ノックエアがドンムアン空港に戻ってきた。 同年6月にはオリエント・タイ航空も戻ってきたが現在は営業停止。 2012年、韓国のティーウェイ航空は、夏季シーズンに限り乗り入れを始めたが、空港設備の悪さや空港警備の甘さなどを問題視し、今後の運航を停止すると発表した。 2012年10月1日、スワンナプーム国際空港に就航していたタイ・エアアジア、エアアジア、インドネシア・エアアジアの3社がドンムアンに移転した。その後も格安航空会社の就航、増便が続き、2015年上半期の利用者は1,340万人となり、LCC旅客数が世界最多の空港となった。 2015年12月24日より旧国際線ターミナル2を整備し国内線専用ターミナルとしてソフトオープンした。これに伴いタイ・エアアジア、ノックエア等の国内線チェックインカウンターも第2ターミナルへ移動した。
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