宇宙船の落下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/30 07:28 UTC 版)
西暦1999年7月17日、月軌道上に発光現象とともに巨大な物体が出現。「EVA」と仮称されたその物体は地球への落下進路をとり、ビルマ上空から大気圏に突入。高熱と衝撃波でヨーロッパ全域からカナダにかけて甚大な被害を及ぼしながら地球をほぼ1周し、太平洋上の小笠原諸島南端の南アタリア島に落下した。衝撃で南アタリア島の半分が吹き飛び、振動によりアメリカ東海岸は大地震で壊滅。日本も地震や津波の被害を受け、その後も異常気象に見舞われるなどした。 翌月、南アタリア島に派遣された国連合同調査団は、以下の1次調査報告をまとめた。 隕石の落下ではなく、「地球外生命体の巨大宇宙船の墜落」である。 構造から戦闘艦と思われ、つい最近まで大規模な戦闘に参加していた痕跡がある。 乗員は発見できないが、船のサイズ(全長約1.2km)や艦内の施設規模から、地球外生命体は地球人類の5倍強の身長(10m以上)の巨人種族と推測される。 太陽系に飛来した空間跳躍航法(フォールド)など、地球のレベルよりはるかに進んだ科学技術を有する。 EVAは識別名ASS-1(Alien Star Ship-1)と改名され、南アタリア島は国連管轄区に置かれた。落下時の地上の大被害が収束するまで、一般には「直径3kmの小惑星が落下した」と公表され、異星人の存在も極秘とされた。
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