妻沼バイパスと東松山・入間方面の接続について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 22:41 UTC 版)
「妻沼バイパス」の記事における「妻沼バイパスと東松山・入間方面の接続について」の解説
熊谷警察署前交差点から先は、入間方面へ直結する道路は建設されておらず(旧太田熊谷線バイパスとしては不要だったため)、既存の国道17号上が重複指定されており、熊谷市街地の太田熊谷線と本線入間方面(元熊谷入間線)の境界である本石2丁目交差点で交差するルートとなっている。 しかし国道17号は、熊谷警察署前交差点前後(重複区間含む)でよく渋滞しており通過に時間がかかっているが、現時点でこれを回避する有効な道路は無い状況(重複区間を避けるルートで旧道を利用するドライバーも多い)が長年続いていた。当初、国・県では特に動きはなく、熊谷市が都市計画道路「熊谷西環状線」の整備計画を立て、埼玉県が主要地方道(既存の県道83号熊谷館林線新道扱い)として2019年5月20日に開通させた。本線への合流ルートの直接の代替にはならないものの、妻沼バイパスから分岐して、熊谷警察署前交差点や熊谷市街を避け、既存の道路(熊谷市道宮塚古墳通り)を介して、熊谷東松山道路支線(埼玉県道385号武蔵丘陵森林公園広瀬線)に直結できるようになり、太田方面と関越自動車道東松山ICや東松山市街との往来がスムースに行えるようになった。 また、重複区間のうち、熊谷警察署前交差点から熊谷市街中心部入口までが、対面2車線となっており、この4車線化も熊谷市が計画している。 他に、直接この渋滞の回避策として計画されているわけではないが、妻沼バイパスの途中に接続する熊谷市道第2北大通線(開通済み)及びそこから直結する埼玉県道257号冑山熊谷線新道(熊谷市街以南の国道407号へ接続、一部開通)が将来全通すれば、熊谷市街中心部を避けて、入間方面への迂回が可能となる。
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