天明3年浅間山の大噴火とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 天明3年浅間山の大噴火の意味・解説 

天明3年浅間山の大噴火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 17:28 UTC 版)

高崎宿」の記事における「天明3年浅間山の大噴火」の解説

浅間山は、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの成層火山である。天明3年1783年)に浅間山大噴火天明噴火)を起こした4月活動再開し7月まで噴火小康状態繰り返しながら活動続けた浅間山天明噴火高崎宿を含む中山道筋での被害4月から7月までの長期にわたり、火山礫火山砂、そして火山灰などによるものであった。その被害大きさは、大角1975)にて説明されている。 鼻曲峠六尺余, 沓掛宿四~五寸, 軽井沢宿乃至四尺, 峠町尺余, 坂本宿, 松井田宿で四尺, 安中宿四尺ほど, 板鼻宿三尺程, 高崎宿で二尺, 熊谷宿壱尺, 本庄宿二尺程, 桶川宿五寸程, 妙義山東南部々は壱尺以下, 下仁田二寸, 富岡六寸, 江戸で壱寸ほどである。焼出す煙は, 上野, 下野, 陸奥, 常陸, 安房, 上下総の国々にたなびき, 石砂灰が降り,それから東風従い,煙は西に向い,東海道西国へも八月午未刻に灰降り, 相州石尊又は奥州白河, 日光に灰が降ったという。 — 大角1975)、7頁。 浅間山火山礫、砂、灰の堆積高崎宿で二尺(約66,7であったことがわかる。また、中山道筋での浅間山噴火の自然への影響は『浅間奇談』に記録がある。 桶川宿より軽井沢宿道通り筋より双方見渡しの処, 田畑草木不残埋り,色赤く成, 野山共に青葉一切なし — 浅間奇談

※この「天明3年浅間山の大噴火」の解説は、「高崎宿」の解説の一部です。
「天明3年浅間山の大噴火」を含む「高崎宿」の記事については、「高崎宿」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「天明3年浅間山の大噴火」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天明3年浅間山の大噴火」の関連用語

1
16% |||||

天明3年浅間山の大噴火のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天明3年浅間山の大噴火のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの高崎宿 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS