大阪高等裁判所での二審判決結果とは? わかりやすく解説

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大阪高等裁判所での二審判決結果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 10:21 UTC 版)

金魚電話ボックス盗作裁判」の記事における「大阪高等裁判所での二審判決結果」の解説

2021年1月14日大阪高裁での高裁判決は、「受話器から気泡を出す表現について音声を通すための受話器空気通し気泡を出すことによって通話想起させる表現創作性があり、作品全体著作物認められる」と判断された。類似の作品つくった京都造形芸術大学から譲渡された「テレ金」から、「金魚電話」、「金魚電話ボックス」と、作品を名称変更し別作品であるとしている為、作成側が商店街にも含まれる商店街側の著作権侵害認定大阪高裁山田陽裁判長著作権侵害認定し山本訴え退けた一審奈良地裁判決変更し商店街側に計55万円支払いなどを命じた逆転判決となった判決によると、組合側は山本2010年発表した作品と表現面で同一性のあるオブジェ設置し著作権人格権侵害したとした。判決後大阪市内記者会見した山本は「(著作権侵害の)1つガイドライン示せた。完全勝訴でほっとしている」、「作家として作品著作物性認めてほしいと起こした裁判だった。ほぼ全面的に私の主張認めて頂いた全勝訴。今後もこの作品色々な形で展開していきたい」と話した一方商店街組合側は「上告有無含め、対応は今後調整する」とコメントした著作権侵害認定され作品作成し展示した京都造形芸術大学側は裁判後コメントをしていない

※この「大阪高等裁判所での二審判決結果」の解説は、「金魚電話ボックス盗作裁判」の解説の一部です。
「大阪高等裁判所での二審判決結果」を含む「金魚電話ボックス盗作裁判」の記事については、「金魚電話ボックス盗作裁判」の概要を参照ください。

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