夜兎として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:46 UTC 版)
夜兎族の皮膚は直射日光に弱いという性質があり、いずれの夜兎族も日傘(主に番傘の形をした仕込み傘)を日除けのために常時携帯しており、神楽も紫の傘(銃器型)を愛用している。ただし生活環境や体質などで個人差があり、神楽の場合は日差しが弱い時間帯であれば傘を差さないこともある。また、アニメ版ではこの設定もあってか、肌の色が他の登場人物に比べて色白くなっている。後にこの設定をネタに仮病を使って銀時達を困らせて騒動を起こすが、逆に神楽の仮病とその思惑を唯一見破った沖田の策略によってひどい目に遭うエピソードが描かれている。 また夜兎族は生命力が高い強靭な肉体を持ち、肉弾戦の戦闘力が高く俊敏な戦い方をし、極めて残忍な攻撃をするのも特徴。そのため夜兎の本能を嫌い、人を殺めることを恐れる余り普段は本来の能力を抑制するようにしている。 しかし、吉原炎上篇では新八の危機に瀕した際に血の抑制が効かなくなり暴走し、戦場経験が全く無いにもかかわらず歴戦の傭兵・阿伏兎を圧倒した。自身の身体を守ろうともせずひたすら攻撃に徹し殺戮を楽しむその姿から、実際は兄の神威同様に夜兎の血を色濃く受け継いでいることが窺え、阿伏兎に「バケモノだ」と言わしめた。しかし本人は新八の捨て身の説得により正気に戻った後自らの行為を悔やみ「自分(の本能)に勝てるほど強くなりたい」と願っている。吉原炎上篇以降は「神威に自分に負けないくらい」強くなる為に新八と共に修行に励んでおり、かぶき町四天王篇ではその甲斐あってか西郷を一撃で倒している。 銀ノ魂篇の2年後では、宇宙の環境に適応するべく、ある人物から気功術を応用した肉体を自由自在に変える術を教わっているが、力を使いすぎると老婆の姿になることがある。
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