変身ドリンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 08:36 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (へ)」の記事における「変身ドリンク」の解説
変身ドリンク(へんしんドリンク)は、「変身・変身・また変身」(てんとう虫コミックス34巻に収録)、『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』に登場する。 ドリンク剤状の薬剤で、これを飲んで精神を集中し、好きな動物の姿を頭に強くイメージすることで、その動物に変身できる。ただし変身には全身の細胞を作り変えるため、ある程度の時間を要する(変身前の元の姿に戻るのはたやすい)。頭に浮かべたイメージがいい加減だった場合、変身した姿もいい加減になる。また、細胞を作り変えることで変身するからには、身につけている衣服はそのままである。作中ではのび太が動物に変身して服を脱いだ後、しずかに変身したところ、全裸姿のしずかになってしまった。 変身に時間がかかるという欠点は、ドリンクを何本も飲むことで解消できるものの、副作用として変身しやすくなりすぎ、動物をひと目見ただけでその姿に変身してしまう。 ゴキブリに変身したのび太がひっぱたかれて変身が解けたことから、強いショックを与えられたり気絶したりすると、効力は消えるようである。 『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』でも登場するが、ロボットであるドラえもんが使用した上、1瓶飲んだだけでたちまち変身し、しかも服まで変身するといった具合に、少々趣きの異なる描写が為されていた。 『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』でも登場し、こちらはドラえもん達は芋に変身するために使用。よって変身出来るのは動物だけでなく、野菜など動物以外の物にも変身可能であることが描写された。 『ザ・ドラえもんズスペシャル』では、妖怪に変身する事が可能となっており、その妖怪の能力(化け猫の金縛り等)が使えるという設定になっている。 変身ドリンク・EX(へんしんドリンクイーエックス) テレビアニメ第2作第2期「しずかちゃんが消えた?」(2009年5月15日放送『ドラえもん しずか誕生日スペシャル』内)に登場。変身ドリンクの上位版。ビン入りのドリンク剤で、これを飲むと、思い描いた動物へとすぐに変身する。特に動物の姿を思い描いていない場合は、目の前にある動物へとすぐに変身する。もとの姿に戻りたいときは、再び飲み、元の姿を思い描くことで、もとの姿に変身する。別の姿に変身したまま6時間たつともとの姿に戻れなくなる、とドラえもんは説明している。再びこれを飲んでも二度と変身できなくなるという意味なのかは不明。作中では、ネコに変身したのび太がもとの姿に戻るときは、飲みかけの「変身ドリンク・EX」を再び飲んでいたが、もとの姿に戻るときは飲みかけのものを飲む必要があるという意味での発言なのかも不明。
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