堺市内区間の存続と堺市LRT直通計画とは? わかりやすく解説

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堺市内区間の存続と堺市LRT(東西鉄軌道)直通計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 19:02 UTC 版)

阪堺電気軌道阪堺線」の記事における「堺市内区間の存続堺市LRT東西鉄軌道直通計画」の解説

阪堺電気軌道は、利用者減少や、2000年国土交通省から出され安全対策事業進めることが資金的に困難だとして、2003年我孫子道以南堺市内区間について廃止含めた協議堺市申し入れた。これに対し堺市では、安全対策事業への補助や、市民参加支援団体立ち上げといった路線存続向けた動き見せている。堺市には、かねてから東西鉄軌道として構想されているLRT建設計画があり、阪堺線との有機的な連携期待されていた。 この動き受けて2006年12月堺市が、阪堺電気軌道親会社南海電気鉄道グループとのLRTに関する非公式事前協議で、グループ側から提案され相互乗り入れ受け入れ意向示したこのため、同路線存続と、2010年度目途LRTとの相互乗り入れ実現目指す方向で話が進んでいた。 2008年4月堺市公表した東西軌道堺浜 - 堺東駅間)基本計画骨子(案)」によると、阪堺電気軌道阪堺線堺市内区間である我孫子道 - 浜寺駅前間7.9kmの区間について、堺市が総事業費30億円を投入しLRT化するとともに公有民営化される方向である。また、堺市計画するLRT路線である東西鉄軌道交差する大小路駅から相互直通運転を行う予定としていた。 2009年9月27日に前市長任期満了伴って行われた堺市選挙当選し10月堺市長に就任した竹山修身LRT建設計画のうち堺東 - 堺駅間を採算面などにより建設中止堺駅 - 堺浜間はLRT大阪市営地下鉄延伸による整備見直すことを表明した。このことから、明確な支援が行われなければ堺市内区間の廃止問題再度浮上する可能性取りざたされている。 LRT建設計画のうち堺東 - 堺駅間の建設中止については、2009年12月市議会反発によって否決されたが、竹山堺市内の交通体系総合的に検討する意向示したことでLRT関連予算減額する修正補正予算案2010年1月13日可決された。同年1月22日には竹山南海LRT計画中止正式に申し入れ、これに対し南海同年秋までに阪堺線支援策を提示することを要請した2010年6月堺市南海および阪堺対し10年間で総額50億円(年間2億円の利用者拡大策への補助加え設備高度化への補助として30億円)の支援策を提示し同年10月には阪堺との間で存続向けた基本合意結んでいる。

※この「堺市内区間の存続と堺市LRT(東西鉄軌道)直通計画」の解説は、「阪堺電気軌道阪堺線」の解説の一部です。
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