土俵関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:58 UTC 版)
千秋楽を7勝7敗で迎えることが非常に多く(場所別成績の項を参照)、特に2006年以降ではほぼ2場所に1回の割合であった。このため、NHKの実況アナウンサーや、解説者の北の富士勝昭らに「もはや恒例ですが」などと言われていた。2007年5月場所の時点では直近10場所中7場所も7勝8敗に終わっていたため周囲から「7勝大王」と呼ばれていた。 人気力士のため土俵に上がったときに観客からものすごく歓声が挙がることが常だったが、「土俵に上がったときは極度に緊張しているので、土俵と行司と対戦相手以外は目に見えなくなるし、歓声も全く耳に入らなかった」という。華王錦の証言によると部屋の関取であった高見盛はいわゆるゾーンという状態に入ることで本場所での勝利を掴む力士であり、集中力を高めるために余計な情報を遮断するという。おおむね、「翌日の対戦相手を知ろうとしない。当日に取組表を見て分かる。それまでに教えようとすれば『ワーッ』と叫んで聞こうとしない。耳栓したりわざとトイレに行ったりして情報をシャットアウトする」とされている。 2007年3月23日、3月場所13日目の対時天空戦において、時天空の右張り手(すこしビンタに近い)を何発かくらい、最後は切り返しによって敗れた。花道を去ってゆく際、思わず「あの野郎…」ともらしていた。
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