土俵開き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 02:48 UTC 版)
相撲部屋が新設される、あるいは既存の部屋でも移転などにより新築されると、稽古土俵完成に合わせて現役の横綱が呼ばれて土俵入りを披露して土俵開きを祝う慣習がある。一門内に横綱がいればもちろんそちらが呼ばれるが、いない場合は門外の横綱でも構わない。例えば立浪部屋(当時立浪一門本家)が移転完成した際には当時現役だった朝青龍(高砂一門)が呼ばれ土俵入りを披露している。幕内力士のいない部屋であれば露払いと太刀持ちも当然呼ばれるが、いる部屋であれば自分の部屋の力士(1人しか幕内がいない部屋では片方)を使うので、普段とは違う顔ぶれの土俵入りとなる。 ただし、土俵開きした部屋の師匠が喪に服している期間と重なった場合は土俵入りをしないこととなっているので横綱が呼ばれることも無い。
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