国際領土紛争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:24 UTC 版)
「中華人民共和国の国際関係」の記事における「国際領土紛争」の解説
中華人民共和国は以下の領土問題を抱えている。 中華人民共和国と中華民国は共に現在中華民国が実効支配している台湾及び近接島嶼を含む『中国』の正統的な政府であると主張している。中華民国は現在も中国大陸の領有を主張している。 インドとの領土紛争(アクサイチンとアルナーチャル・プラデーシュ州を参照)。 タジキスタンとの国境線は確定していない(2007年時点において確定作業中)。 ベトナムとの大陸における国境線は1999年12月に合意された。しかし、合意の詳細は公表されていない(2007年時点において確定作業中)。 ブータンとの領土問題(主張する国境線に食い違いが大きく、2010年時点において交渉中)。2011年時点で、ブータンとは国交を樹立していない。ブータンの面積は、従来は約46500km2だったが、2006年に発表した新国境線で北部の多くが中国領とされたため、約38400km2に減少した。 北朝鮮との鴨緑江、豆満江上の島嶼の領土問題。 中華民国、マレーシア、フィリピン、ベトナム(潜在的にはブルネイ、インドネシアを含む)との南沙諸島をめぐる領土問題。 フィリピン、中華民国とのスカボロー礁(黄岩島)をめぐる領土問題。 ベトナムとのトンキン湾をめぐる領海問題。 中華人民共和国が実効支配し、中華民国とベトナムが領有権を主張する西沙諸島をめぐる問題。 日本が実効支配し、中華人民共和国と中華民国が領有権を主張する尖閣諸島をめぐる問題(尖閣諸島問題及び東シナ海ガス田問題も参照)。
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