国鉄時代・民営化以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 21:13 UTC 版)
「ミッドランド本線」の記事における「国鉄時代・民営化以降」の解説
レスター - ノッティンガム間の普通列車の多くは1958年4月14日から気動車に置き換えられた。このころの両駅間の所要時間は51分であった。 1966年にグレート・セントラル本線(英語版)が廃止されると、ミッドランド本線はロンドンとイースト・ミッドランズやサウス・ヨークシャーの一部を結ぶ唯一の本線級路線となった。 また、ビーチング・アックスなどでの路線廃止やウェスト・コースト本線の電化によってロンドン - マンチェスター間の列車はシェフィールド経由のものも含めて終焉を迎えた。 1977年にイギリス議会国有産業委員会が鉄道の電化区間の拡大を勧告したことに対し、イギリス国鉄は1979年に2000年までにミッドランド本線の全線電化を行うことを含む複数の案を提示した。1983年までにベッドフォードまでの区間が電化されたが、電化区間のさらなる延伸は行われなかった。 1983年5月にはミッドランド本線にインターシティ125(HST)が導入された。インターシティ125の導入とレスター周辺の信号設備更新により、路線の最高速度は90 mph (140 km/h)から110 mph (180 km/h)に引き上げられた。 ダービー - シェフィールド間では、2001年から2003年にかけてネットワーク・レールによって行われたクロスカントリールートの改良計画「オペレーション・プリンセス」によって最高速度が100 mph (160 km/h)から110 mph (180 km/h)に引き上げられた。 2009年1月には、ラフバラー(英語版・街) - トレント信号所(英語版)間にパーク・アンド・ライド設備を備え、イースト・ミッドランズ空港の最寄り駅でもあるイースト・ミッドランズ・パークウェイ駅(英語版)が開業した。 近年では最高速度を125 mph (201 km/h)とした区間が拡大しており、信号設備の更新、線増、そしてシェフィールドまでの電化区間の拡大が進められている。これらの大部分は2013年12月9日に発表された7000万ポンド規模の大規模更新の一環である。
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