呼称・概要とは? わかりやすく解説

呼称・概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:54 UTC 版)

赦罪の主日」の記事における「呼称・概要」の解説

該当する主日日曜日に対しては、日本正教会発行教会暦では乾酪週間主日、断酪の主日といった呼称記載されているが、赦罪の主日という呼び名日本正教会行われている。 「乾酪週間主日」「断酪の主日」とは、乾酪類(酪農製品)・卵をこの日から復活大祭の日まで断つ事に名の由来がある。正教徒はこの日より肉類乳製品・卵・魚類断ち祈り増やし身体的に精神的に節制行い、自らの心身修養努める(但し節制する食品品目については教区伝統教導方針により、地域差個人差がある)。こうした心身修養を「斎(ものいみ)」と呼ぶが、特に復活大祭まで自らを備える斎の事を「大斎おおものいみ)」と呼ぶ。 コリントの信徒への手紙一6章19節において肉体聖神゜聖霊)の宮とされている事に基づき正教会においては心身結び付き強調され断食伝統を今も大切に守っている。 「赦罪の主日」とは、赦罪の晩課がこの主日夕刻行われる事に由来する名である。この赦罪の晩課において正教徒抱擁し合い互いの罪を赦し合う(赦罪の晩課については後述)。 この主日テーマは「アダムとエヴァ楽園からの放逐」の記憶と「赦し合い」である。楽園からの放逐アダムとエヴァ限定する事無く自らのものとして捉え、自らの罪を悔い改めハリストスキリスト)の苦難思い起こしつつ、信徒同士の「赦し合い」に始まる楽園へ帰還道のりを、復活へ希望とともに歩み始め主日位置付けられている。

※この「呼称・概要」の解説は、「赦罪の主日」の解説の一部です。
「呼称・概要」を含む「赦罪の主日」の記事については、「赦罪の主日」の概要を参照ください。

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