名古屋をどり
名古屋をどり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:14 UTC 版)
1945年に舞踊公演「名古屋をどり」を名宝劇場で旗揚げ。会場は御園座から中日劇場となっている。以降毎年9月に開催されている。 名古屋をどりの新作舞踊劇は、文壇の重鎮、川端康成、有吉佐和子、谷崎潤一郎、田中青滋、邦枝完二、円地文子、高見順、川口松太郎、三島由紀夫、内海重典、水上勉、水木洋子、平岩弓枝、北条秀司、吉井勇、松山善三らとは、名古屋をどりや東京で主催する「鯉風会」などの新作舞踊劇の執筆に当たり、親交もあった。 1972年9月の第25回名古屋をどりは、日替わりに鯉三郎と親交のある有名人がゲスト出演した。 2代尾上松緑(鯉三郎振付で松緑の亀次郎、鯉三郎のつるで長唄「宿の月」で鯉三郎と共演) 美空ひばり(鯉三郎振付の「なごや人形」を踊る) 長谷川一夫(清元「保名」) 天津乙女と春日野八千代による(清元榮壽郎作曲の清元「峠の万歳」と清元「小袖曽我」)が上演された。 1980年(昭和55年)第33回名古屋をどりで踊った、素踊り、大和楽「三十石の夜舟」が、名古屋をどりでは最後の舞台出演になった。
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