合格者数・合格率・合格基準 (実際に受験した受験者数ベース)
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「公認会計士試験」の記事における「合格者数・合格率・合格基準 (実際に受験した受験者数ベース)」の解説
受験者は1989年の5735人から増減を繰り返し、2010年には25,648人となったが、2015年には10,180人(出願者)と、5年間で4割程度の水準に激減した。 合格率は、2001年~2005年は8%前後だったが、14.9%(2006年)、19.3%(2007年)、17.1%(2008年)、10.5%(2009年)と大きく変動し、その後、6.5%(2011年)まで低下した後、2015年は10.3%(対出願比)となっている。 合格者は、2007年には4041人にまで膨らんだが、受験者の減少と合格率が10%台になったことで2015年は1051人の合格者となった。 短答式試験の合格者は、 2014年度の通年でみると、1,405人。合格率は15.1%。累積通過数は2,686人。2014年第1回は、1,003人。合格率は16.8%。合格基準は70%。 2014年第2回は、402人。合格率は 8.2%。合格基準は68%。 2013年度の通年でみると、1,766人。合格率は13.7%。累積通過数は2,932人。2013年第1回は、1,071人。合格率は13.6%。合格基準は67%。 2013年第2回は、695人。合格率は11.6%。合格基準は67%。 2012年度の通年でみると、1,274人。合格率は8.1%。累積通過数は3,126人。2012年第1回は、820人。合格率は6.0%。合格基準は70%。 2012年第2回は、454人。合格率は4.2%。合格基準は67%。 2011年度の通年でみると、2,231人。合格率は10.7%。合格基準は73%。累積通過数は4,632人。2011年第1回は、1,708人。合格率は9.9%。 2011年第2回は、523人。合格率は3.4%。 2010年度の通年でみると、2,396人。合格率は10.6%。合格基準は71%。累積通過数は4,877人。2010年第1回は、1,576人。合格率は8.9%。 2010年第2回は、820人。合格率は4.6%。 2009年度は、2,289人。合格率は13.2%。合格基準は70%。累積通過数は5,245人。 2008年度は、3,515人。合格率は21.7%。合格基準は65%。累積通過数は6,933人。 2007年度は、2,709人。合格率は18.5%。合格基準は65%。累積通過数は6,241人。 2006年度は、5,031人。合格率は31.0%。合格基準は69%。累積通過数は5,031人。 【参考】旧2次試験 2005年度は、3,510人。合格率は22.9%。 論文式試験の合格者は、 2014年度は、1,076人。合格率は10.0%。(旧2次試験合格者等を合算すると1,102人。合格率10.1%)。 2013年度は、1,149人。合格率は8.8%。(旧2次試験合格者等を合算すると1,178人。合格率8.9%)。 2012年度は、1,301人。合格率は7.4%。(旧2次試験合格者等を合算すると1,347人。合格率7.5%)。 2011年度は、1,447人。合格率は6.4%。(旧2次試験合格者等を合算すると1,511人。合格率6.5%)。 2010年度は、1,923人。合格率は7.6%。(旧2次試験合格者等を合算すると2,041人。合格率7.9%)。 2009年度は、1,916人。合格率は9.4%。(旧2次試験合格者等を合算すると2,229人。合格率10.5%)。 2008年度は、3,024人。合格率は15.3%。(旧2次試験合格者等を合算すると3,625人。合格率17.1%)。 2007年度は、2,695人。合格率は14.8%。(旧2次試験合格者等を合算すると4,041人。合格率19.3%)。 2006年度は、1,372人。合格率は8.4%。(旧2次試験合格者等を合算すると3,108人。合格率14.9%)。 [補足]試験制度をあまり熟知していない者が、旧2次試験合格者を含めた合格者数及び合格率のみをもって、公認会計士試験の合格者数及び合格率として表される場合があるが、この数値にはあまり意味がない。何故なら、旧2次試験合格者は、現行の公認会計士試験合格者とほぼ同義である。そのため、実質的な合格者及び合格率を測る場合、旧2次試験合格者を含まない公認会計士試験の合格者及び合格率で見る必要がある。 【参考】旧2次試験 2005年度は、1,308人。合格率は8.5%。 2010年度では、合格率が8%を切っており、2000年以降では、旧試験の2000年に次ぐ合格率の低さとなっている。旧試験(2005年以前)では、現在の公認会計士試験に該当する旧2次試験の合格率は平均的に6~8%台で運用されていた。新試験では大量合格を取り上げて、試験が易化したと誤解されるが、実際は、一時期を除けば、受験者数の大幅な増加によって合格者数が増えただけである。そのため、一時期の合格率の上昇を除けば、現行試験が旧試験に比べ易しくなったわけではない。短答式試験受験者と短答式受験免除の受験者(前年短答式試験合格者、大学教授、司法試験合格者等)のうち、約10人に1人前後しか合格しない試験である。
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