合併元の鉄道会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 22:49 UTC 版)
茨城交通の成立時に合併した鉄道会社は次の3社である。 水浜電車(すいひんでんしゃ) 1921年(大正10年)設立。電気軌道の運営と電力供給事業を目的としていた。1922年(大正11年)に電力供給事業と電気軌道事業(浜田 - 磯浜)を開業した。軌道は小刻みに路線延長を繰り返し、合併の時点で 袴塚 - 湊(うち 大洗 - 湊 は1938年(昭和13年)6月以降休止)を開業していた。電力事業は1942年(昭和17年)に電力統合に伴い関東配電に譲渡されている。茨城交通の成立後は水浜線となったが、1966年(昭和41年)に全廃された。 茨城鉄道(いばらきてつどう) 1923年(大正12年)設立。1926年(大正15年)から1927年(昭和2年)にかけて開業した 赤塚 - 御前山間の鉄道線を保有していた。茨城交通の成立後は茨城線となったが1971年(昭和46年)に全廃された。通称は「茨鉄(いばてつ)」であった。 湊鉄道(みなとてつどう) 1907年(明治40年)設立。1913年(大正2年)から1928年(昭和3年)にかけて開業した 勝田 - 阿字ヶ浦間の鉄道線を保有していた。茨城交通の成立後は湊線となったが、2008年(平成20年)にひたちなか海浜鉄道に分社化(49%出資、残りはひたちなか市が出資)された。 水浜電車 茨城鉄道 湊鉄道
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