各曲輪の名称・用途とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 各曲輪の名称・用途の意味・解説 

各曲輪の名称・用途

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:25 UTC 版)

曲輪」の記事における「各曲輪の名称・用途」の解説

安土桃山時代以降の城では、それぞれの曲輪はその用途によって「○○曲輪」「○○丸」などと呼ばれ、また時代地域によっても名称は異なる。“本丸”“二の丸”など曲輪を“丸”と言うようになった起源語源わかっていないが、「○○丸」と呼ばれる曲輪安土桃山城郭呼ばれる系統の城や江戸時代以降近世城郭主要部の名称にみられるまた、堀田浩之日本の城中心から「本丸」「二の丸」「三の丸」という名称が共通して名付けられているのは、曲輪理念上の編成わかりやすく示すためのものである解釈し上級権力による城郭新し概念における管理上の記号として軍学をもとに登場したものであろうと、推定している。「丸」とは日本語では球体意味するが、これにいう「丸」とは円形のことで、江戸時代軍学関係の書籍引用して後述するように城は円形につくることが好ましいといわれた。江戸初期北条流軍学の祖となった軍学者北条氏長著した兵法雌鑑』では 城をとるべきようは、小く丸くとるべし… —北条氏長、『兵法雌鑑』 とあり、江戸中期軍学書『武用弁略』には、 城は小円を善とすること、城取の習とぞ、此故に丸とは呼ぶ也… —木下義俊、『武用弁略』 とある。

※この「各曲輪の名称・用途」の解説は、「曲輪」の解説の一部です。
「各曲輪の名称・用途」を含む「曲輪」の記事については、「曲輪」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「各曲輪の名称・用途」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

各曲輪の名称・用途のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



各曲輪の名称・用途のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの曲輪 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS