各工場・米ノ津港専用線とは? わかりやすく解説

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各工場・米ノ津港専用線(廃止)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 17:14 UTC 版)

出水駅」の記事における「各工場・米ノ津港専用線(廃止)」の解説

かつての国鉄時代駅北側構内専用線用のターミナル貨車引き上げ線があり、そこから沿道踏切渡って駅北東側にあった出水製紙出水工場1981年倒産跡地日立金属ネオマテリアル鹿児島工場旧 株会社NEOMAXマテリアル鹿児島日立金属ナノテック)と大豊工業九州工場建っている)、日本アルコール産業九州工場共同石油伊藤忠燃料現 出ガス)、飼料(現 マルイ飼料)の各工場への広大な専用線敷かれていた。当駅では米ノ津港の港湾貨物輸送取り扱い行っていたため、駅構内からはさらにその先米ノ津港に向けて国道447号線国道3号線に沿い、米ノ津の手前で国道3号踏切を渡る形で港の岸壁に入る全長5km長さ専用鉄道敷かれており、それぞれ有蓋車タンク車ホッパー車などの貨車による原料製品の輸送が行われていた。米ノ津港からは国鉄各駅だけでなく出水駅周辺の各工場への線内貨物列車設定もあった。 しかし、出水製紙株会社1981年5月末に経営破綻した事で同年6月2日出水工場閉鎖され専用線廃止されたのを手始めに、続いて米ノ津専用線1980年4月川内港の大規模港湾事業施設完成した事で1982年まで米ノ津港での港湾貨物取り扱い大半川内港に変更され米ノ津港での港湾貨物事業大幅に縮小されたため、1982年11月15日国鉄ダイヤ改正においてトラック輸送切り替わる形で廃止された。その他に残った専用線1984年2月1日国鉄ダイヤ改正貨物取り扱い廃止に伴い全て廃止されその際側線踏切などの施設もほとんどが撤去された。構内専用線の跡地一部肥薩おれんじ鉄道車両留置線として使用されているほか引き上げ線の跡も残り、他の跡地道路田畑農道駐車場住宅地などに転用されている。米ノ津専用線線路跡地国道447号線国道3号線道路幅拡張住宅店舗工場用地米ノ津港の整備などに転用されたため大半跡形無く消失しているが、現在でも出水駅近く線路跡一部(約2km)が農道として利用されており確認することができる。

※この「各工場・米ノ津港専用線(廃止)」の解説は、「出水駅」の解説の一部です。
「各工場・米ノ津港専用線(廃止)」を含む「出水駅」の記事については、「出水駅」の概要を参照ください。

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