古典的な受信機の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 00:47 UTC 版)
ラジオ受信機(ラジオ) - ラジオ放送を受信するための受信機。復調した信号は音声信号(オーディオ信号)であり、スピーカーやイヤホンで音響振動に変換して聴く。 下図は真空管時代(1955年頃)の5球スーパーラジオ(初期のミニアチュア (MT) 管を使用したトランス付きラジオ)の構成である。 5球スーパーラジオの真空管例 用途ST管GT管(*)MT管トランス付きMT管トランスレス備考高周波増幅 (UZ) 6D6 6SK7 6BA66BD6 (**) 高級機6球スーパのみ 中間周波数変換 6WC5 6SA7 6BE6 12BE6 中間周波数増幅 (UZ) 6D6 6SK7 6BA66BD6 12BA6 検波・低周波増幅 6ZDH3A 6SQ7 6AV6 12AV6 電力増幅 (UZ) 426ZP1 6F66V6 6AR56AQ5 30A535C5 整流 (KX) 80 (KX) 12F 6X55Y3 5MK96X4 35W4 (*) 日本ではGT管は一般的でなかった。 (**) MT管トランスレスは1958年頃からの真空管末期の製品としてコストダウンが優先されたためと、回路上の制約から高周波増幅はほとんど無い。 テレビ受信機(テレビ受像機あるいは単にテレビ) - テレビ放送を受信するための受信機。ブラウン管、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示装置と、ラジオのような音声受信機能などをもつ。
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