古典的な分類体系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:03 UTC 版)
変形菌門(アクラシス綱・水生変形菌綱・変形菌綱・ネコブカビ綱) 真菌門鞭毛菌亜門:ツボカビ綱・サカゲカビ綱・卵菌綱 接合菌亜門:接合菌綱・トリコミケス綱 子嚢菌亜門:半子嚢菌綱・不整子嚢菌綱・盤菌綱・ラブールベニア綱・小房子嚢菌綱 担子菌亜門:菌蕈綱・腹菌綱・半担子菌綱 不完全菌亜門 これ以降の大きい変更としては、まず変形菌門が菌界から外されたことが挙げられる。上記の体系では真菌門のみが菌界とされた。また、鞭毛菌に含めていたサカゲカビ類と卵菌類は菌界から外され、ストラメノパイルに分類されるようになった。この見直しで菌界から外された群は時に偽菌類と呼ばれる。 21世紀初頭の現在、菌類の分類体系には手が入り続けている。2007年に見直された分類体系では子嚢菌門、担子菌門、ツボカビ門、コウマクキン門、ネオカリマスティクス門(以上の三門が旧ツボカビ門)、グロムス菌門、微胞子虫門、および門としての分類の難しい4亜門(主に旧接合菌門に由来)に分類されている (Hibbett et al. 2007 )。
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