受傷原因
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 01:06 UTC 版)
頸髄は首の骨で守られているので、日常生活で傷つくことはまれだが、高齢者の場合では転倒による受傷もある。原因として多いのは事故による首の骨の脱臼・骨折にともなう頸髄の損傷。事故には高所からの転落、交通事故、落下物の衝突、スポーツ(ラグビーやアメフト、器械体操、プロレス、スノーボードやスキー、浅いプール・海・川での飛び込み等)などがある。他の原因として首の骨や脊髄自体の病気(腫瘍など)がある。男女比は原因にも関係あるためか、男性の方が圧倒的に多い。若年層ではバイクでの事故が目立つ。日本の場合、脊髄損傷の内、およそ75%が頸髄損傷である(日本せきずい基金の調査による)。
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受傷原因
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 07:31 UTC 版)
現在日本には10万人以上の脊損者がおり、毎年5000人以上があらたに脊髄損傷を負っている。1990 - 1992年の調査によると、受傷原因の割合は次の通りである。 交通事故 (43.7%) 高所からの落下 (28.9%) 転倒 (12.9%) 打撲・下敷き (5.5%) スポーツ (5.4%) その他 (3.6%) 近年はスノーボードなどあらたな受傷原因となるものも出てきており、構成は変化しているものと思われる。事故の防止、万一事故にあった際の身体の保護の重要性が増している。 特に、交通事故によるものでは、オートバイ乗車中の事故を見過ごすことができない。件数自体は四輪車によるものより少ないが、オートバイ人口自体が圧倒的に少ないので、率としては高くなる。統計及び防護策についてはオートバイ#オートバイ事故に対する社会的責任、オートバイ#ライディングギア参照。また2005年の福知山線脱線事故による脊髄損傷者は20人以上にのぼるとみられている。
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