取材活動・アイデア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:54 UTC 版)
「僕の商売道具というのはユーモアです」「役に立たないとか、非建設的ということこそ大切なんじゃないか」と自負している。 東海林は平日は仕事場としている東京・西荻窪のマンションに泊まり込み、週末のたびに八王子市の自宅に帰る生活を続けている。東海林はサラリーマンを主役にした漫画作品を多数描いているが、サラリーマンとしての勤務経験がないため、自宅と仕事場を行き来する電車の中での人物観察を作品に生かし、経験不足をカバーしているという。 アイデアの書き留めや取材のために、ケント紙をノート状に製本したものを文具店に特注している。 普段から取材メモとともに、「顔だけファイル」と称する、似顔絵や「いかにも実在しそうな一般人の顔」のストックノートをつけており、漫画やエッセイに活用しているという。 エッセイの対象が食べ物、生活観察、旅行などが中心なのに対し、漫画では社会的事件、政治問題など時事問題を頻繁に取り上げており、はっきりとジャンルの線引きがなされている。音楽についてははっきり「関心がない[要出典]」と述べている。 エッセイのイラストならびに漫画の中で、東海林本人が出てくることはめったにない。自画像については『ショージ君の旅行鞄』等に掲載されたことがあるが、極めて少ない。
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